クレジットカード犯罪の現状(2)
今までのカード犯罪では、盗んだクレジットカードを短時間の内に不正使用する方法が主でした。 その中でも、スキミングと呼ばれる手法が主流になっています。 スキミングとは、所有者が知らない間にカードを偽造してしまうという恐ろしい手法です。 この方法は、クレジットカードの裏面にある幅が5ミリほどの黒あるいは茶のラインを、専用機械のスキマーで瞬時に読み取って、ほかに用意しておいたカードにコピーしてしまうという方法です。 黒あるいは茶のラインには、磁気ストライプという72桁の数字とアルファベットの組み合わせによる、磁気情報が書き込まれており、カードナンバーなどの重要データが書き込まれているのです。 スキミ...
クレジットカード犯罪の現状(1)
欧米では、クレジットカードの製造工場を襲って生のカードを大量に奪うといった組織的な犯罪や、クレジットカードが郵送される途中に郵便物ごと奪ってしまうといった犯罪が起きています。 東南アジアでは、クレジットカード加盟店が、観光客のクレジットカードで架空のカード売上伝票を作成して、帰国したあとで買物額以上の請求が何件も来た、というようなカード加盟店の犯罪も発生しています。 日本クレジット産業協会によれば、1999年におけるクレジットカードの不正使用による被害金額は272億円にものぼっています。 この数値は、1993年の被害に対して45倍以上も増加しており、その中でも、偽造クレジットカードによる被害が...
